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アンギラ(Anguilla)(イギリス領)

 アンギラはカリブ海などと同じく、英国の海外領土になります。スペルはLが入るのと、入らないのとの違いです。スペイン語でこちらはウナギという意味で、島の形がウナギに似ていた事から命名されました。アンギラはサンゴ礁からなる平坦な地形の島で、周囲には美しいビーチが多数あります。アンギラ付近の、スクラブ島、ドッグ島、プリックリー・ペア諸島、シール島、サンデー島、アンギリータ島の小島も含めてアンギラと称されているようです。

anguila【アンギーラ】というペルー産のアナゴ

 アナゴと言えば、寿司屋さんでも定番のタレのかかった美味しい握りですが、最近では国産のアナゴは高いので、回転寿司などでは使えないそうです。価格と味で勝負の回転寿司で、国産を使えば1皿1,000円という値段が付いてもおかしくないのです。
 味が殆ど同じなのであれば、ペルー産アナゴのアンギーラでも良いだろうということで、安くて美味しいアンギーラを使うお店が増えてきているようです。このペルー産アンギーラは遺伝子的には海蛇(海ヘビ)なんだそうです。アンギーラ1皿200円とか、うみへび1皿150円と書かれても、ちょっと手は出しにくいですね。とはいえ、味は殆ど素人にはわかりません。私は美味しければ、アンギーラでも、アナゴでもOKです。
 そもそもペルーではアンギーラは嫌われ者でした。桟橋で釣りをしていると、よく釣れるのがこのアンギーラだったのです。見た目もグロテスクですし、なにせ海ヘビですから、誰も食べようなどとは思わなかったようです。なぜ、アンギーラが日本の食卓(回転寿司屋など)に上るようになったのか??実は日本企業が目をつけたのです。これだけ日本で流通するアンギーラですが、いまだにペルーでは食されていません。ペルーの人はウロコの無い魚を食さない習慣があるからなのです。
 これだけの良質なたんぱく質がアンギーラというペルー産のアナゴで確保できたのは、我々日本人には大きな成果となっていると思います。例え、それが海ヘビだとしても、アナゴだと言われればアナゴです。美味しいものは美味しい。日本の食が日本だけで賄えないのは事実です。美味しく食してこその料理です。間違っても回転寿司屋で「これはアンギーラですか?」などと聞かないで食して欲しいと思います。

『うなぎ(鰻)』と『あなご(穴子)』

 うなぎ(鰻)はウナギ目(うなぎもく、Anguilliformes)で、硬骨魚類の分類群の一つです。ウナギ、アナゴ、ハモ、ウミヘビ、ウツボなどを含むグループで、大元がうなぎ(鰻)ということになりますね。このうなぎ(鰻)のグループに属しているのがあなご(穴子)でウナギ目アナゴ科になる訳です。

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